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本日は売掛金元帳(得意先元帳)についてです。
売掛金元帳(得意先元帳)は売掛金勘定の内訳をあらわす補助元帳です。
補助記入帳というのが、特定の取引の明細をあらわす補助簿であるのに対して、
補助元帳というのは、特定の勘定の明細をあらわします。
このような補助元帳に対して、もともとの売掛金勘定は統制勘定と呼びます。
簿記3級では売掛金元帳と書いてあることが多いですが、
得意先元帳と言われても同じものだとわかるようにしておくことが必要です。
帳簿の種類と記入の流れはこちらをご覧ください。・・・・帳簿(主要簿と補助簿)
また、売掛金勘定という統制勘定と売掛金元帳(得意先元帳)の関係については
既に統制勘定と補助元帳(1)というところに書いていますので
そちらをご覧ください。・・・統制勘定と補助元帳(1)
本日書きたいのは、T字勘定へ記入することではなく、帳簿への記入方法です。
帳簿への記入方法については第2問の問題で出題されることもあり、
そのときの注意点を書いておきたいと思います。
【売掛金元帳の記入例】
※金額については統制勘定と補助元帳(2)と同じものを使いますので、
後で比べていただくといいと思います。
【問題】
前月から繰り越されている売掛金は¥500,000(大塚商店¥200,000
平野商店¥300,000)だった。また、商品はすべて掛で販売していたとする。
大塚商店の売掛金元帳を記入し、締め切りなさい。
(1) 1月 5日 大塚商店に商品¥300,000を販売した。
(2) 1月 8日 平野商店に商品¥500,000を販売した。
(3) 1月11日 大塚商店から売掛金¥200,000が当座預金に振り込まれた。
(4) 1月14日 平野商店に販売した商品のうち¥100,000が返品された。
(5) 1月17日 大塚商店に商品¥300,000を販売した。
(6) 1月20日 (5)の商品について¥50,000を値引した。
(7) 1月23日 平野商店から売掛金¥400,000を現金で受け取った。
(8) 1月26日 平野商店に商品¥200,000を販売した。
(9) 1月29日 大塚商店から売掛金¥150,000を現金で受け取った。
| 大 塚 商 店 |
| 平成 ○年 |
摘 要 | 借 方 | 貸 方 | 借/貸 | 残 高 |
| 1 | 1 | 前月繰越 | 200,000 | 借 | 200,000 | |||||||
| 5 | 売 上 | 300,000 | 〃 | 500,000 | ||||||||
| 11 | 回 収 | 200,000 | 〃 | 300,000 | ||||||||
| 17 | 売 上 | 300,000 | 〃 | 600,000 | ||||||||
| 20 | 売上値引 | 50,000 | 〃 | 550,000 | ||||||||
| 29 | 回 収 | 150,000 | 〃 | 400,000 | ||||||||
| 31 | 次月繰越 |
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前月繰越 |
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【よく減点されるところ】
(1)前月繰越の行が途中までしか印刷されていないときに、その行を完成させてい
ないことがあります。最後の残高のところまできちんと記入しなければなりませ
ん。
(2)大塚商店の売掛金元帳であるのに、平野商店の売掛金を記入しようとしてしま
うことがよくあります。問題文をよく読み、答案用紙を確認することが必要です。
(3)1月11日、1月20日、1月29日のような売掛金が減少するときに、「借/貸」の欄
を「貸」と書いてしまうことがあります。ここはあくまでも残高が借方なのか貸
方なのかを記入するところです。
(4)「締め切りなさい。」と書かれていたら、翌月の「前月繰越」の行まで記入し
ます。この最後の行には配点があると思ってください。
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