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現金の増減があると帳簿に記入することになるので、
金庫の中にある現金と帳簿に記入されている現金の金額は
必ず一致しているはずです。
ところが、
いろいろな原因で金庫の中にある現金と帳簿に記入されている現金の金額が
一致しないことがあります。
その場でその原因がわからない場合には、
「現金過不足」という勘定科目を用いて仕訳をしておき、
あとでそれを修正することになります。
〔現金がたりないとき〕
たとえば、現金で電話料金10の支払いをしたときには、
| (借) | 通信費 | 10 | (貸) | 現 金 | 10 | ||||||
と仕訳をします。
借方の通信費は、現金が減少した理由でした。
帳簿上の金額よりも実際に金庫にある金額が少ない(現金がたりない)ときは、
まず、何かで現金を払ったのと同じように貸方側に現金と書きます。
| (借) | ○○○ | ×× | (貸) | 現 金 | ×× | ||||||
そして、その原因が不明なのですから、
「原因不明だよ」という意味で、
現金過不足という勘定を借方の○○○のところに書くのです。
| (借) | 現金過不足 | ×× | (貸) | 現 金 | ×× | ||||||
となります。
原因がわかったら、その原因を借方側に書きます。
| (借) | 原因をあらわす勘定科目 | ×× | (貸) | ||||||||
バスの回数券を買ったのなら、
交通費という費用が発生したことになるので「交通費」と書きます。
買掛金を支払ったのなら、
買掛金という負債が減少したことになるので「買掛金」と書きます。
そして、「原因がわかったよ」という意味で、
現金過不足という勘定科目を貸方に書くのです。
| (借) | 原因をあらわす勘定科目 | ×× | (貸) | 現金過不足 | ×× | ||||||
また、決算〈1年の締めくくりです)になっても原因がわからないときには、
「原因をあらわす勘定科目」の代わりに
「雑損」または「雑損失」という勘定科目を書きます。
雑損も雑損失も費用の勘定科目です。
| (借) | 雑損(または雑損失) | ×× | (貸) | 現金過不足 | ×× | ||||||
ここで気をつけなければならないのは、
雑費という勘定科目は使ってはいけないということです。
雑費は別な意味をあらわす勘定科目です。
仕訳の練習(9)
【1】本日の現金の実際有高は20、帳簿残高は40だった。
| (借) | 現金過不足 | 20 | (貸) | 現 金 | 20 | ||||||
帳簿残高よりも20不足していることが判明した。」などと
書かれていても同じです。
実際有高のほうが少ないときに、
実際有高と帳簿残高の差額が不足している金額です。
【2】【1】の原因の一部は、買掛金の支払い10と、郵便切手の購入5の記帳もれ
であることが判明した。
| (借) | 買掛金 | 10 | (貸) | 現金過不足 | 15 | ||||||
| 通信費 | 5 | ||||||||||
解説:原因は買掛金10の支払い(買掛金が減少)と通信費5の支払。
残額は不明なのでとりあえず貸方の現金過不足は15とします。
【3】決算日をむかえたが、残額については原因が判明しなかった。
| (借) | 雑 損 | 5 | (貸) | 現金過不足 | 5 | ||||||
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携帯サイトで手形の仕訳問題を38題アップしています。
仕訳問題と試算表作成問題に役に立つと思います。
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1つめが受取手数料の記帳漏れだったばあい(1万円)
2つ目が通信費の記帳漏れだったとき(8000円)
借方/受取手数料 貸方/現金過不足
借方/通信費 貸方/現金過不足ですか?
それとも
借方/現金過不足 貸方/受取手数料
借方/通信費 貸方/現金過不足ですか?
あなたからは、借方/原因勘定 貸方/現金過不足
とおそわりましたが、よくわかりません。
できればそこののところ教えてください
絶対、3級受かりたいのです。お願いします。
現金実際有高<帳簿残高の場合は現金がたりない状態です。
たとえば、金庫の中の現金が20,000円、帳簿上の現金が25,000円だったような状態です。
このような現金がたりないが原因がわからない場合には
(借)現金過不足5,000
(貸)現金5,000
と仕訳をしておきます。
「何かの原因で現金が出て行ったんじゃないかな」と考えるわけです。
さて、この原因がわかったらどのように仕訳するかです。
受取手数料10,000円の記帳漏れが判明したら、
受取手数料は収益の勘定科目だということを思い出してください!
収益の勘定科目は貸方に書きますネ!
(借)○○○ 10,000
(貸)受取手数料 10,000
という仕訳をするはずです。
この○○○というところに「現金過不足」という勘定科目を書けばいいのです。
次に、通信費8,000円の記帳漏れが判明したら
通信費は費用の勘定科目だということを思い出してください!
費用の勘定科目は借方に書きますネ!
(借)通信費 8,000
(貸)○○○ 8,000
という仕訳をするはずです。
この○○○というところに「現金過不足」という勘定科目を書けばいいのです。
ただし、このように「現金がたりない」のに「収益の勘定科目と費用の勘定科目の記帳漏れが見つかって、しかも収益のほうが大きい」ときには、
現金過不足の勘定残高がもっと大きくなります。
まだ他に原因があることになります。
もしも、決算になってもこの原因が明らかにならないときには、
現金過不足勘定の残高を0にするために
(借)雑損 7,000
(貸)現金過不足 7,000
と仕訳をします。
このページでは、現金がたりない状態だけを説明していますので、
次のページ以降もぜひ読んでくださいネ!