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【今回も収益の繰延(くりのべ)についての続きです。】
初めてこの記事をご覧になる場合には、
来年の分の収益を受け取ったら、それを来年の損益計算書に書くために、
今年の決算では貸借対照表に書いておく。
前回までの話はこんなことになると思います。
今までの内容を仕訳するとどうなるのかを確認していきたいと思います。
まず、平成○1年4月1日に行ったはずの仕訳を考えましょう!
| (借) | 現 金 | 12,000 | (貸) | 受取家賃 | 12,000 | ||||||
これを受取家賃勘定に記入すると次のようになります。(現金勘定は省略)
| 受取家賃 | |
| 12,000 |
|
この仕訳をしたままだと損益計算書の受取家賃という金額に来年の分まで入ってしま
うので、来年の分を今年の損益計算書から除きます。→この説明はこちら
来年の分の金額は
¥12,000×3÷12=¥3,000
で計算することができます。
このことを仕訳であらわすと次のようになります。
| (借) | 受取家賃 | 3,000 | (貸) | ○○○○○ | 3,000 | ||||||
受取家賃は収益で損益計算書の貸方に書く勘定科目なので、
借方に記入することによって引き算したことになります。
勘定に記入するとこのことがわかります。
| 受取家賃 | |
| 3,000 |
12,000 |
受取家賃勘定の残高(借方と貸方の差額)が
12,000−3,000=9,000
となっていますね!
仕訳で出てくる貸方の「○○○○○」というところに入る勘定科目ですが、
これは「前受家賃」という勘定科目になります。
来年の損益計算書に書くために一時的に貸借対照表に書いておくものです。
費用のところでも書いたことですが、
「前○○○」「未○○○」のように
勘定科目の一番初めの漢字が「前」とか「未」と書いてあるとそれは
「貸借対照表に書く勘定科目ですよ」という意味になります。
この「前受家賃」も貸借対照表に記入します。
借方に出てくるので資産の勘定科目です。
もう一度、決算のときに行う仕訳と勘定記入を確認したいと思います。
| (借) | 受取家賃 | 3,000 | (貸) | 前受家賃 | 3,000 | ||||||
この仕訳を勘定に記入すると次のようになります。
| 受取家賃 | |
| 3,000 |
12,000 |
| 前受家賃 | |
| |
3,000 |
このような仕訳、つまり、
| (借) | 受取○○ | ××× | (貸) | 前受○○ | ××× | ||||||
の仕訳は、必ず覚えなければならない大切な仕訳です。
家賃のところが、利息、手数料などにもなります。
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