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日商簿記検定3級に必要な決算整理事項のうち消耗品の処理の話です。
【今回も前回に引き続き消耗品と消耗品費の話の続きです。】
初めてこの記事を読むときは決算(69)消耗品と消耗品費?から
読んでいただくとわかりやすいと思います。
消耗品を購入したときの仕訳で使われた勘定科目は、
決算整理前残高試算表の借方に書いてあるということを前回確認しました。
今回は購入時に消耗品費勘定を用いて仕訳したときの問題点です。
事務用の消耗品¥1,000を購入し、代金は現金で支払った。
消耗品費勘定を用いる方法では、次のような仕訳をしました。
| (借) | 消耗品費 | 1,000 | (貸) | 現 金 | 1,000 | ||||||
勘定に記入してみると次のようになります。(現金勘定は省略します。)
| 消耗品費 | |
| 1,000 |
|
| 消耗品 | |
| |
|
この結果、決算整理前残高試算表は次のようになりました。
| 決算整理前残高試算表 | |
| 消耗品費 1,000 |
|
消耗品を購入したときの仕訳で用いている消耗品費勘定が決算整理前残高試算表に書か
れています。
もし、購入した消耗品¥1,000のうち¥400が期末に未消費であったのなら(¥600を
消費したと書いてあっても同じ意味です)、消耗品費という勘定科目で¥600を損益計算
書に、消耗品という勘定科目で¥400を貸借対照表に書かなければなりません。
ところがこのまま何もしないと、
損益計算書の消耗品費だけが¥1,000となってしまいます。
全部消費してしまったことになるのです。
| 平成○年1月1日から平成○年12月31日まで | |||
| 費用 | 金額 | 収益 | 金額 |
| 売 上 原 価 給 料 支 払 家 賃 支 払 保 険 料 消 耗 品 費 貸倒引当金繰入 減 価 償 却 費 ・・・・・ 支 払 利 息 ・・・・・ 当 期 純 利 益 |
・・・・・ ・・・・・ ・・・・・ ・・・・・ 1,000 ・・・・・ ・・・・・ ・・・・・ ・・・・・ ・・・・・ 収益−費用 |
売 上 高 ・・・・・ 受 取 手 数 料 ・・・・・ 受 取 利 息 ・・・・・ ・・・・・ ・・・・・ ・・・・・ ・・・・・ ・・・・・ |
・・・・・ ・・・・・ ・・・・・ ・・・・・ ・・・・・ ・・・・・ ・・・・・ ・・・・・ ・・・・・ ・・・・・ ・・・・・ |
| 平成○年12月31日 | |||
| 資産 | 金額 | 負債および資本 | 金額 |
| ・・・・・ ・・・・・ ・・・・・ ・・・・・ ・・・・・ ・・・・・ ・・・・・ ・・・・・ |
・・・・・ ・・・・・ ・・・・・ ・・・・・ ・・・・・ ・・・・・ ・・・・・ ・・・・・ |
・・・・・ ・・・・・ ・・・・・ ・・・・・ ・・・・・ ・・・・・ ・・・・・ ・・・・・ ・・・・・ |
・・・・・ ・・・・・ ・・・・・ ・・・・・ ・・・・・ ・・・・・ ・・・・・ ・・・・・ ・・・・・ |
この続きは次回です。
【今までの決算整理事項】
該当する項目をクリックするとそれぞれの項目の初めのページが開きます。
売上原価の算定について |貸倒引当金の設定について |減価償却について
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