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日商簿記検定3級に必要な決算整理事項のうち消耗品の処理の話です。
「簿記2級 工業簿記の考え方」というブログを始めました。
【今回も消耗品と消耗品費の話の続きです。】
初めてこの記事を読むときは決算(69)消耗品と消耗品費Tから
読んでいただくとわかりやすいと思います。
前回の決算(75)消耗品と消耗品費Zからは
消耗品の購入時に消耗品勘定を用いる場合の話です。
購入時に消耗品勘定を用いて仕訳すると
全く消費しないで残っていることになってしまうというのが
前回決算(75)消耗品と消耗品費Zでした。
そこで、
(例)
事務用の消耗品¥1,000を購入し、代金は現金で支払った。
消耗品勘定を用いる方法では、次のような仕訳をしました。
| (借) | 消耗品 | 1,000 | (貸) | 現 金 | 1,000 | ||||||
もし、購入した消耗品¥1,000のうち¥400が期末に未消費であったのなら
(¥600を消費したと書いてあっても同じ意味です)、
消耗品費という勘定科目で¥600を損益計算書に、
消耗品という勘定科目で¥400を貸借対照表に書かなければなりません。
ところがこのまま何もしないと、
貸借対照表の消耗品だけが¥1,000となってしまいます。
まったく消費しないで残っていることになるのです。
決算整理仕訳でこれを修正するのです。
決算整理仕訳は次のように行います。
まず、消耗品を購入したときの勘定科目ではない勘定科目を借方に書きます。
(消耗品を購入したときの勘定科目は決算整理前残高試算表の勘定科目です。)
そして、消耗品を購入したときの勘定科目を反対側の貸方に書きます。
| (借) | 消耗品費 | ××× | (貸) | 消耗品 | ××× | ||||||
次に、金額です。
| 平成○年 | |
| 消費分 | 未消費分 |
| ¥600 | ¥400 |
上のような関係があります。
決算整理仕訳の借方の勘定科目に注目しましょう!
消耗品費という損益計算書の費用の勘定科目でした。
決算整理仕訳で用いる金額は借方の勘定科目があらわす金額です。
つまり、消費分が仕訳に用いられることになります。
| (借) | 消耗品費 | 600 | (貸) | 消耗品 | 600 | ||||||
最後気をつけなければならないことがあります。
再振替仕訳はしません!
再振替仕訳をしないこともあるのです。
ここでは「再振替仕訳はしない」とだけ覚えておいてください。
(収益および費用の見越・繰延の場合にも再振替仕訳をしないパターンがあります。
収益および費用の見越・繰延の場合には、
簿記3級の検定試験に出題されるのは20〜30回に一回程度、
配点に及ぼす影響はどんなに高く考えたとしても8点なので、
つまり、他のできるべき問題ができれば合否に影響はないはずなので、
まだ書いておりません。)
【今までの決算整理事項】
該当する項目をクリックするとそれぞれの項目の初めのページが開きます。
売上原価の算定について |貸倒引当金の設定について |減価償却について
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携帯サイトで手形の仕訳問題を38題アップしています。
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