「携帯版だれでも受かる簿記3級」もよろしくネ!
【このブログをMy Yahoo!に追加する】
今回も決算振替仕訳についてです。
最近の日商検定の簿記3級では、決算振替仕訳についての仕訳問題のほかに
決算振替仕訳の勘定記入もよく出題されています。
日商検定の簿記3級の問題で出題される決算振替仕訳は
- 収益および費用の勘定残高の損益勘定への振替
- 当期純利益または当期純損失の資本金勘定への振替
(簿記3級では資本金に振り替えます)
簿記3級は個人商店を対象としています。
損益勘定で把握される当期純利益や当期純損失は資本金勘定に振り替えるのです。
決算整理後の収益の勘定と費用の勘定の残高は損益勘定に振り替えます。
収益と費用の勘定科目の残高が以下のようになっていたとします。
(相手勘定科目は省略します。)
| 仕 入 | |
| 3,000 1,000 2,000 |
400 |
| 売 上 | |
| 500 |
4,000 2,000 3,000 |
| 支払家賃 | |
| 700 |
|
| 受取利息 | |
| |
500 100 |
| 減価償却費 | |
| 300 |
|
| 有価証券評価益 | |
| |
200 |
これらの収益と費用の勘定科目の借方と貸方の差額を計算して仕訳を行います。
| (借) | 売 上 | 8,500 | (貸) | 損 益 | 9,300 | ||||||
| 受取利息 | 600 | ||||||||||
| 有価証券評価益 | 200 | ||||||||||
| (借) | 損 益 | 6,600 | (貸) | 仕 入 | 5,600 | ||||||
| 支払家賃 | 700 | ||||||||||
| 減価償却費 | 300 | ||||||||||
仕訳を勘定に記入すると以下のようになるわけです。
| 仕 入 | |
| 3,000 1,000 2,000 |
400 損 益 5,600 |
| 売 上 | |
| 500 損 益 8,500 |
4,000 2,000 3,000 |
| 支払家賃 | |
| 700 |
損 益 700 |
| 受取利息 | |
| 損 益 600 |
500 100 |
| 減価償却費 | |
| 300 |
損 益 300 |
| 有価証券評価益 | |
| 損 益 200 |
200 |
| 損 益 | |
| 仕 入 5,600 支払家賃 700 減価償却費 300 |
売 上 8,500 受取利息 600 有価証券評価益 . 200 |
さて、この損益勘定の借方と貸方の差額です。
借方には費用が貸方には収益が記入されているはずなので、
借方の合計より貸方の合計の方が大きければ当期純利益が生じます。
また、
借方の合計より貸方の合計の方が小さければ当期純損失が生じます。
上の例では、
借方合計6,600と貸方合計9,300の差額が2,700と計算されます。
2,700の当期純利益が生じているのです。
| 損 益 | |
| 仕 入 5,600 支払家賃 700 減価償却費 300 2,700 |
売 上 8,500 受取利息 600 有価証券評価益 . 200 |
上のように記入すれば借方と貸方が一致するわけです。
簿記ですから、これを仕訳で行います。
| (借) | 損 益 | 2,700 | (貸) | ??? | 2,700 | ||||||
当期純利益が生じているということは、
初めにあった「もとで」つまり資本金が増加することになります。
この???のところには資本金という勘定科目が入るのです。
| (借) | 損 益 | 2,700 | (貸) | 資本金 | 2,700 | ||||||
この仕訳から損益勘定と資本金勘定に金額の記入をし、
相手勘定科目を記入すると
次のようになります。
| 損 益 | |
| 仕 入 5,600 支払家賃 700 減価償却費 300 資本金 2,700 |
売 上 8,500 受取利息 600 有価証券評価益 . 200 |
| 資本金 | |
| |
××× 損 益 2,700 |
反対に、次のような例では、
当期純損失が生じます。
収益と費用を損益勘定に記入した結果です。
| 損 益 | |
| 仕 入 5,800 支払家賃 900 減価償却費 800 |
売 上 6,500 受取利息 200 有価証券評価益 . 100 |
借方合計7,500と貸方合計6,800の差額が700と計算されます。
700の当期純損失が生じているのです。
| 損 益 | |
| 仕 入 5,800 支払家賃 900 減価償却費 800 |
売 上 6,500 受取利息 200 有価証券評価益 . 100 700 |
上のように記入すれば借方と貸方が一致するわけです。
簿記ですから、これを仕訳で行います。
| (借) | ??? | 700 | (貸) | 損 益 | 700 | ||||||
当期純利益が生じているということは、
初めにあった「もとで」つまり資本金が減少することになります。
この???のところには資本金という勘定科目が入るのです。
| (借) | 資本金 | 700 | (貸) | 損 益 | 700 | ||||||
この仕訳から損益勘定と資本金勘定に金額の記入をし、
相手勘定科目を記入すると
次のようになります。
| 損 益 | |
| 仕 入 5,800 支払家賃 900 減価償却費 800 |
売 上 6,500 受取利息 200 有価証券評価益 . 100 資本金 700 |
| 資本金 | |
| 損 益 700 |
××× |
本試験で勘定が示されることもあると思うので勘定の記入を確認しておきましょう!
また、勘定記入の状況を示さずに、
当期純利益や当期純損失という言葉だけで問題を作ることもできるので、
当期純利益が生じるときの仕訳は覚えておきましょう!
| (借) | 損 益 | ××× | (貸) | 資本金 | ××× | ||||||
当期純損失の仕訳も覚えようとすると
どっちがどっちだかわからなくなるので、(笑)
当期純利益が生じるときの仕訳を覚えておいて、
当期純損失は当期純利益の反対!
というように覚えるとよいと思います。
【このブログをお気に入りに登録する】
【このブログをMy Yahoo!に追加する】
携帯サイトで手形の仕訳問題を38題アップしています。
仕訳問題と試算表作成問題に役に立つと思います。
「携帯版だれでも受かる簿記3級」もよろしくネ!
もっともっとたくさんの皆様に
「だれでも受かる簿記3級」を読んでいただきたいと思っています。
ぜひ、お友達にも
たちばなん の 「だれでも受かる簿記3級」をご紹介ください!




